ワ旅(ワイン旅) 大分遠征! J.S.A日本ソムリエ協会大分支部 例会セミナー「九州ワイナリーの現状と展望」

セミナー

地方遠征第2弾! J.S.A日本ソムリエ協会セミナー@大分 

ちょっと時間がたってしまいましたが、行ってきました九州大分レポート。前回山形に続き、J.S.A日本ソムリエ協会セミナー大分支部主催の地元ワインをテーマにしたセミナーです。今回もせっかくだから1泊2日でワイナリー見学を絡めて行ってきました。九州ワインも昨今注目度高く、前から楽しみにしていた遠征でした。朝一番羽田発⇒AM大分空港着⇒安心院ワイナリー見学⇒大分市内ホテルチェックイン⇒大分市内でランチ⇒当セミナー出席と欲張りまくりのスケジュールです。

■日時:2020年12月12日(土)14:00~16:00

■会場:アートホテル大分

■テーマ:「九州ワイナリーの現状と展望」 ~九州北部から南部のテロワールの違いを語る~

■講師:

  • 安心院葡萄酒工房:工房長 古屋 浩二氏 
  • 雲海酒造綾ワイナリー:綾蔵・製造3課 平原秀秋氏
  • 熊本ワイン製造部長 西村 篤氏

感想

前半は各ワイナリーの取り組みや、近況の報告が中心。九州特有の収穫期の台風、雨対策についてや天候データの話が興味深かってです。やはり、ぶどうを育てるのは自然との共生なのですね。温暖多雨な環境加下、九州でのぶどう栽培ならびにワイン造りに今後も注目です。

後半はティスティング。山形セミナー同様、テイスティングもしっかり白3赤3 計6銘柄分用意されていました。生産者が目の前で説明してくれるのがやっぱりいいですね。ワイナリーのこだわりと熱い思いを比較できるのがよいです。特に九州の白=シャルドネのイメージが強いので、期待にたがわずしっかり飲み比べできたのは収穫でした。「安心院」安定の品質、「熊本ワイン」は今後も超注目です。

質疑応答で以下の質問させていただきました。「品質を追求するとどうしても価格に転嫁されるため、総じて日本ワイン=高いイメージがついてしまう。せっかく大分に来ても大分で気軽に地元九州のワインが飲めないのは悲しいが、今後の目指す価格やマーケット戦略は?」

「世界に出ていくにはハイエンド、高価格帯で評価される商品を目指し、ブランドバリューを高める戦略は必要」との力強い回答が。ぜひ今後も世界で勝負できる九州ワイン期待してます!

参加者は地元大分の飲食店、酒販店の方を中心に九州各地から参加の印象でした。(質疑応答の時間があまりなく参加者属性がわからずです)地元飲食店からのコメントももっと聞ければよかったです。また日本全国から参加もおススメです。

まとめ

山形遠征の時の感想も同じでしたが、この地方セミナー出席&ワイナリー巡り遠征、めちゃくちゃ良いです。セミナーはさすがソムリエ協会主催だけあり、内容豪華だし、地元ワインの話一同に会して聴けるし、その足で巡るワイナリーはまた格別です。

そして、その夜ふらっと出かけた大分老舗ワインバー「VINCAT」。店長さんが当セミナーに出席してて、「ソムリエセミナーで質問されてましたよね?」と覚えててくれました。そこから大分ワイン事情や飲食店目線からのコメントもいろいろきけて収穫多い大分滞在でした。この辺はまた改めて。

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