思い立って空知＆後志の旅へ
さかのぼること2020年10月末、ひょんなことから夏に続いて再び北海道へ。今度は身軽な一人旅。今回はまだ足を踏み入れていなかった空知に足を伸ばしました。新千歳空港に昼頃到着、レンタカーを借り約90分の行程、「14:00ラストオーダーのランチになんとか間に合ってくれー」と祈りながら、脇目もくれず、直行で目指したのがこのお店、空知地区滝川市内の「La Pecora（ラ・ペコラ）」。
どんなお店
北海道ワイン２大産地のひとつ空知で、地元の食材とワインをしっかりだしてるとして、評判高い店。事前情報は愛読書「北海道のワイナリー（北海道新聞社）」にごく小さく掲載されていた記事が頼りでした。
メニューは？
なんとかギリギリランチに滑り込み。本日のランチメニューがこちら。
すでに空腹はピーク、魅力的なメニュー構成に迷う。「サーモンとほうれん草のクリームスパゲティ（いくら添え）」は外せないし、「滝川産SPFポークステーキ（ポルチーニ茸ソース）」にも呼ばれている。お店の方へ「両方食べる方法は？」とちょっとわがままな相談をしたところ、うまく調整いただき、通常メニューのセット扱いで願いを叶えてくれました。ありがとうございます！
これは北海道着地後、初めて食べる食事にぴったりの幸せ感。予想以上の大ポーションも嬉しい。この後肉がまだ控えているぞ。
見てこのソース。ポルチーニ茸のクリームソース仕立てが、地元滝川のSPF豚肉を覆い隠す。ちらっと顔をのぞかせる肉色とのコントラストがたまらんです。当然うまっし。あっという間に口の中に消えていきました。
ちなみに ＳＰＦとは Specific（特定の） Pathogen（病原体） Free（無い）の略で、あらかじめ指定された病原体を持っていないという意味だそうです。調べました。
ワインは？
車での一人旅で残念なのがやはり飲めないこと。今日はぐっと我慢。この後ワイナリーで購入するのだ。
参考までに夜のグランドメニューを見せてもらいました。「山崎ワイナリー」「宝水ワイナリー」「鶴沼ワイナリー」と地元のワインが堂々とオンリスト。次回は電車か宿泊で。
まとめ
お店はこだわりが随所にあるけど、肩ひじ張り過ぎずリラックスして食事を楽しめる雰囲気。ランチデート風の地元カップル、女子会、ご夫婦 とお客さんの層も幅広い。
地元の素材と、地元のワインで、地元の人にも愛さるこういう店が大好きです。旅の最初の食事に選んで間違いなかった。わざわざこの店を目指して食べてから、地元のワイナリーを巡る。そんな拠点となる店。
帰り際、会計の際「このランチのため新千歳から飛ばしてきた」旨を告げたら、オーナーシェフ河内さんが出てきてくれて、空知ワインの話と地下のセラーまで案内してくれました。
「La Pecora（ラ・ペコラ）」のスペシャリテはズバリ、貴重な北海道産の羊肉をふんだんに使ったメニューとのこと。これはまた次回訪問の楽しみを残しました。（余談ですがあの松尾のジンギスカンも本店は滝川）
ちょっとお店のことを調べようと検索してたら、オーナーシェフ河内さんの素敵な記事が。いい店には人と歴史ありです。この記事を読むとますますこのお店好きになります。
お店情報
交通
新千歳空港から車で約90分
インターチェンジから車で約10分
JR函館本線 滝川駅 徒歩7分
営業時間
月・水～日・祝・祝前
ランチ 11:30～14:30 (ラストオーダー14:00)
ディナー 17:30～22:00 (ラストオーダー21:30)
定休日 毎週火曜日
駐車場 店舗前駐車場 車１０台
所在地 北海道滝川市本町1-4-11
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