いざ訪問
さかのぼること少々前の話、2020年11月下旬、コロナ感染拡大が一旦落ち着いた状況下で山形遠征に行きました。その際の訪問ワイナリーについて記載します。
山形のワイン生産が盛り上がっているという話は耳にしていたので、今回初訪問ものすごく楽しみにしていました。今回、日本ソムリエ協会山形支部のセミナー出席を軸に、1泊2日の日程でワイナリー訪問、山形ワイン飲み歩き企画でした。山形は新幹線のイメージ強いですが、飛行機も飛んでます!羽田から早朝便利用で、すがすがしく出発!
訪問感想
今回の一番楽しみにしていたのが今回の「ウッディファーム&ワイナリー」。自社畑のぶどうのみワイン生産を行う、ドメーヌ型のワイナリーです。
結論から申し上げると、山形遠征で最も印象に残った、素晴らしいワイナリーでした。
残念ながらコロナ禍で試飲は休止中(車移動だったのでいずれにしても飲めない)でしたが、ほかのお客さまがちょうどいなかったタイミングだったので、約2時間滞在でゆっくりお話し伺って、施設も見学させていただきました。
お話のなかで分かったことは「ウッディファーム&ワイナリー」の二つの顔。土地柄、古くから高品質な果物栽培に取り組む果樹園として栄えており、しっかりとした収入のベースある。訪問時は特産のラ・フランスの出荷最盛期で、山形県内全域でア・フランスが収穫されたました。(お土産に購入)
収入のベースがあることで、想像していた以上のしっかりした設備をお持ちで驚きました。
もうひとつはワイン用ブドウの生産から発展したドメーヌスタイルのワイナリー。ワイン用ブドウの生産は古く昭和50年頃からとのこと。先々代が好奇心旺盛で当時は日本国内でまだまだ浸透していなかったヨーロッパ品種を果敢に取り組んでいたことが、今につながっているとの話、興味深かったです。
購入ワイン
先の予定も考えて、購入するのは1本。(もっと買えばよかった。。)
いろいろ迷いましたが、当初の目的どおり、評判高い「ソービニヨン・ブラン 2018」を購入。まだ自宅のセラーで眠っています。
この時、話にでていたのが挑戦している新品種「アルバリーニョ」の話。当時から日本の食事に合う品種として個人的にも好きな品種でしたが、この時も期待してほしいと熱く語っていらっしゃいました。2019年初のビンテージが間もなく出荷開始とのうれしい情報(2021年3月頃から~)。先日、伊勢丹新宿店で開催の「世界を旅するワイン展2021」で先行出品された際は初日開店と同時に争奪戦、ほかの品種も含め即完売になったとか。(やばいです。うれしい悲鳴、人気爆発です。)
まとめ
日本ワイナリーアワード2020では堂々の★★★★ですが、個人的には断トツの★★★★★。大好きなワイナリーになりました。最近凄い人気でなかなか買えなくなってしまってるので、街中でみつけた時は迷わず即購入です。そして、応援の意味も込めて応援型会員組織「グロワーズクラブ」に入会しました。先行販売の案内がもらえる特典があります。「アルバリーニョ」の到着を楽しみに待ちます!
■「ウッディファーム&ワイナリー」
コメント